ベッドに直接敷布団!あり?なし?
ベッドに直接敷布団を使っても良いのか疑問に思ったことはないでしょうか。仮にベッドの上で敷布団を直接使用した場合のデメリットと、おすすめの問題解決法をご紹介します。
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なぜマットレスでなく敷布団なのか?
マットレスを使わずに敷布団をベッドに使用する人の中には、単純に「新しくベッドを買ったけれど、それまで使っていた布団を捨てるのはもったいない」という方もいるでしょう。
では、それ以外の方は何故マットレスではなく、あえて敷布団を使おうと考えたのでしょうか。よくあげられる理由は、次のとおりです。
・布団だけだと底冷えが心配
・布団を直接床に置くと衛生面が気になる
・マットレスの柔らかすぎる感触が苦手
フローリングの部屋が増えた現代日本では、床の上に直接敷布団を敷くのは、床からの冷気が心配になるもの。ホコリなどのごみが付着することも考えると、底冷えで寒い思いをしながら床に寝るのは躊躇してしまっても仕方ないでしょう。
また、個人の好みとしてベッド用マットレスの感触が苦手な方もいるようです。確かに、マットレスなしでベッドに直接横たわるよりは、敷布団を乗せたほうが寝心地は改善されるかもしれませんが、注意が必要です。
ベッドの上で敷布団がずれる可能性など、デメリットについてもきちんと理解しておきましょう。
出来れば避けたい!マットレス代わりの敷布団がだめな理由
ベッドの上に敷布団を直接敷くのは、出来れば避けてほしい使い方です。敷布団がベッドの上にいらない理由は、たとえば以下のようなものがあります。
・スペースの問題
・ベッドの種類によっては難しい
・湿気対策の手入れが必要
・体への負担
ベッドフレームを置く以上、常にスペースが必要となります。布団のように折りたたんで収納できるわけではないため、部屋の間取りによっては設置自体が困難です。
また、敷布団を直接ベッドに置く以上、気になるのが寝心地ではないでしょうか。ベッドによっては天板(マットレスを置く部分)がワイヤーメッシュになっていたり、すのこや一枚板になっていたりと、さまざまです。通気性のためにメッシュの目が粗めに作られているベッドの場合、布団越しに感触が伝わるリスクがあります。逆にメッシュが細かいもの、一枚板のものなどは湿気がたまりやすく、布団を定期的に干すなどの手入れが必要です。
何より、ぐっすり眠っているつもりでも、体が十分に休まっていないかもしれません。天板の感触や湿気など、無意識のうちにストレスが溜まれば、体に不調をきたすことになります。
ベッドのタイプによっては、付属のマットレスがあり、その上に敷布団を敷くことになるものも。この場合はマットレスの上に布団があることで湿気がより溜まりやすく、カビの繁殖が起こりやすくなります。
マットレスの柔らかさに全く別物の敷布団の感触も加わるため、腰痛や体のゆがみを引き起こすことにつながりかねません。
布団も面倒!マットレスも嫌!それなら。。。
ベッドの上に敷布団を置くデメリットを加味しても、やはり床に直接敷布団を置くのは不安だし、上げ下げが面倒。そのような方には、湿気対策もできるすのこベッドと敷布団の組み合わせがおすすめです。
形状は通常のベッドと同じく高さがあるため、床からの冷気やホコリの心配がありません。一枚板タイプよりもすのこの段差がある分、ずれ防止効果もあります。木製のすのこは適度に湿気を吸収してくれる上、折りたたみ式で乾燥や収納に適したタイプも販売されています。
たとえば、こちらのすのこベッドは使い勝手も良く、人気の高いもののひとつです。
サイズ:幅100cm×奥行き202cm×高さ45cm
天板が折りたたみ式なので、少し折り曲げるだけで敷布団の乾燥も天板の乾燥もできてしまう、ベッドと敷布団の両方の問題をカバーできるスグレモノ。
まとめ
ベッドに直接敷布団を敷く方もいますが、寝心地や体への負担を考えると安易にはおすすめできません。デメリットとメリットをきちんと理解して、自分にぴったりの寝具を組み合わせて使いましょう。
どうしても敷布団の感触が良いという場合は、すのこベッドなど敷布団利用に合ったベッドを検討してみてください。