ベッド(マットレス)をクリーニングで綺麗に
久々に洗濯しようとしてシーツをはがしたら、マットレスに黒いカビが生えていてびっくりしたこと、ありませんか?こちらではベッドにカビが生えてしまう原因とカビ対策に有効なクリーニングについてご説明します。
ベッド(マットレス)をクリーニングしないとカビが生える!?
お風呂場やキッチンのように水を使わない、ベッドでなぜカビが生えてしまうのでしょうか?その主な理由は、寝ている間にかく汗や結露による湿度の高さです。
一般的な成人が一晩寝ている間にかく汗の量は約コップ1杯(200cc)といわれています。毎晩コップ1杯の汗をシーツとマットレスが吸収していると考えるとカビが生えてしまうのも納得ですね。
また、マットレスの上と下の温度差から生まれる「結露」もカビの原因。体温で暖まりやすいマットレスの上部に比べて、下部の空間は冷えやすい状態にあります。この温度差が大きくなると結露が発生しカビが生えてしまうのです。
ベッド(マットレス)をクリーニング業者に出す
では、カビが生えてしまったとき、どうすればいいのでしょうか?カビはにおいの原因にもなりますし、カビ胞子は吸い込んでしまうと健康面にも影響を及ぼします。カビが生えてしまったら、プロのクリーニングに依頼してカビの減菌をしてもらうのが安心です。
マットレスクリーニングは業者によってほとんど相違はなく、スチーム洗浄、防ダニ・カビ加工、染み抜きなどが基本的なサービスとなります。
マットレスクリーニングは約100度の高温スチームを使うので、家庭で対策をするより確実にダニ退治やカビの減菌をすることができます。ですが同時に、素材によっては高温スチームでマットレスを痛めてしまうことも。基本的に低反発ウレタンやラテックス素材は断られてしまうことが多いようです。
マットレスクリーニングの業者を決める際は相見積して決めるのがおすすめです。費用はマットレスのサイズによって変動し、シングルは0.8~1.5万円、セミダブルは0.9~1.7万円、ダブルは1.1~2.2万円が相場のようです。
クリーニング後はベッド(マットレス)のカビ予防を
クリーニングを施してきれいになったマットレス、できるだけ長くその状態を保ちたいですよね。
カビを予防するには、日々のメンテナンスがかかせません。定期的に表裏を変える、掃除機をかける、干して風を通す、ということを定期的におこないましょう。
マットレスの下にすのこを敷いたり、吸湿マットを敷いたりするだけでもカビを防ぐことができるのでおすすめです。
マットレスのカビ対策をしっかりして、快適な睡眠生活をお送りください。