お気に入りの家具を長持ちさせたい人必見!家具のケア5選
せっかく手に入れたお気に入りの家具。
少しでも長持ちさせるために、メンテナンスの基本についてお伝えできればと思います。
<家具は水平に設置する>
扉や引き出しがついているタイプの家具であれば、扉の開閉や引き出しの移動がスムーズにできるかどうかを確認しましょう。硬くなっているようであれば、家具の歪みを疑ってみてください。ほとんどの家の床は、実はちょっとした傾斜や高低差があります。気づくことができれば、ベニヤ板などを置いてできるだけ水平に設置するようにしてください。
<直射日光を避ける>
私たちが思うよりも日光の力は偉大です。毎日直射日光を浴び続けることによってヒビ割れ、変色が起こる可能性が高くなってしまいます。直射日光が当たる位置には家具を置かないようにするか、どうしても配置上難しい場合には遮光カーテンなどで日光対策を行いましょう。
<重たい物を置かない>
基本的に、家具の上には重たい物を置かないようにしましょう。また熱い状態の物、水に濡れたままの物を直接置くことも避けてください。そのちょっとした重みや温度の変化が、歪み、ヒビ割れ、変色などの原因になります。エアコンやストーブの近くも厳禁です。
<湿気は大敵>
木材は、湿気を含むと徐々に膨張していきます。湿度が高い状態が続くと、引き出しが開かなくなってしまったり、家具の内部にカビが生えてしまったりします。比較的新しい造りの部屋であるほど気密性が高く、実は湿気が溜まりやすいのです。壁にぴったり家具をつけるのではなくあえて少し隙間をつくり、通気性を保つようにしてください。晴れた日には積極的に換気し、空気を循環するようにしましょう。
<汚れはすぐに拭きとる>
汚してしまった箇所は、放置しておくと取りづらくなるので、雑巾や柔らかい布でできるだけ早く拭き取るようにしましょう。塗装している家具の場合は、クリーナーや洗剤だと傷ついてしまう場合があるので使用対象の確認を行うことを忘れずに。心配なら、目立たない場所で試し拭きしてから行うようにしましょう。
いかがでしょうか?
聞いてみると、どれも当たり前のことばかりですが、意外と”ああ、そういえば”と気づく箇所もあるかもしれません。家具は、毎日ずっと皆さんの家庭を支えてくれる大黒柱的な存在です。ちょっとしたケアの意識をするだけで、綺麗な状態で長持ちさせてあげましょう。少しでもお役に立てば幸いです。