オシャレな照明器具で、素敵な空間づくり part3
「おしゃれな照明器具で、素敵な空間づくり」第三弾です!!
2回続けて、照明器具の選び方のポイント3つをお話してきましたが、
今回が3回目の照明器具シリーズ、ラストとなります。
今まで、ご覧になっていない方はPart1,Part2を振り返っていただければと思います。
では、早速本題に入ります。
【照明器具選びの4つのポイント】
❶配置の仕方
❷照明の種類とは
❸明るさは適切か
❹デザインと光の使い方のコツ
今回は、ポイント❹をお話します。
「光」と「影」のグラデーションを作ろう
オシャレなライティングにするには、
「光」と「影」のグラデーションを作り、部屋に立体感をつけることです。
たとえば空間に”明るいところ”と”暗いところ”が出来ると、
暗いところ(影)が奥行となって立体的な空間を演出してくれます。
人の目は影によって立体物を認識するので、
『光』と『影』のグラデーションをつくることで奥行が演出され、
オシャレなライティングになるのです。
では、オシャレにするためのグラデーションを作るには
どのようにしたらよいのでしょうか。
3つのコツをご紹介致しましょう。
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高い位置から光を照らす
ダウンライトやシーリングライトなどが
高い位置から光を出すことが出来る照明として挙げられます。
天井につけるシーリングライトは私達の気持ちを活動的にさせる位置で、
特に青白い光だと、仕事や勉強などに効果的です。
また、シャンデリアなどの豪華な照明は感動と躍動感をあたえてくれるので、
パーティなどみんなで楽しむ空間に向いています。
そして、リビングなどのくつろぐ部屋には、
間接照明などで少し暗めの落ち着くような光をお勧めします。
シーンによって光調整ができるほうが使い勝手が良いので、
リモコンで光加減を調整できるものを選んだほうが良いでしょう。
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目線と同じ位置の光
目線と同じ高さの照明はフロアスタンドやペンダントライト、
ブランケットなどがあります。
目線と同じ位置になることで、空間演出の役割を担ってくれます。
特に、スポットライトやフロアスタンドライトは目線の高さに近い為、
光が横向きに照らされるので空間が立体的に見えます。
なんだか部屋にメリハリがないと感じるならば、
壁面や観葉植物、時計など対象物をスポットライトで照らしてみましょう。
すると、空間が広く演出されます。
テーブルライトやペンダントライトも部屋が立体的に見え、
驚くほどおしゃれ空間に変身します。
是非、だまされたと思って試してみてください。
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目線より下の光
目線より下の照明としては、フットライトやインテリアライトがあります。
まるで夕日が沈むようなイメージができ、リラックス効果があるのです。
特に寝る前などにオレンジ色の光で足下を照らして過ごすと、
眠りに入るのもスムーズです。
また、廊下や階段の足元を照らすととってもオシャレな雰囲気に変身します。
ここで注意すべきことは、比較的明るすぎず、
ふわっとした光のものを等間隔で設置すること。
連続した光だまりが出来きるので、まるでホテルや旅館のような雰囲気になります。
一見、普通の廊下や階段が、フットライトにより魅力ある1つの空間として生まれ変わるのです。
こんなちょっとした工夫で、部屋がぐっとオシャレにもなり、
広く見えたらいいですよね。
自分の家をさらにお気に入りの場所にしてみてください。