家具の配置で住み心地が決まる!レイアウトの工夫
部屋のレイアウトは、実は住む前にどれだけ準備できるかが大切です。
いざ住んでから「この家具はどこに配置しよう?」と悩むよりも、その部屋に住む前に間取り図を見て、できる限り具体的なイメージをして引っ越しする方が、思い通りの部屋にできるものです。
お友達の家に遊びに行って”ああ、こんな部屋は素敵だな”と感じたことはありませんか?
同じ部屋でも、そこに住む人の考え方、家具の配置次第で、住みやすさは大きく変わってきます。
どうせ住むなら、毎日楽しく暮らせる場所にしたいですよね。
住む前が勝負!
引っ越しを終えて、実際に住み始めてしまうと、いろいろな制約を受けることになります。
例えば、いざ大きな家具を置いてしまうと、後から”やっぱりこの場所よりあっちに置きたい”と思っても、引っ越し業者さんに運んでもらったタンスやベッドを自分で移動させるのは至難の業です。また一旦組み立てた家具は、一度置いた部屋から隣の部屋に移動させようと思ったら、バラさないと動かせなかったりすることもあります。
ですから、レイアウト構築の優先順位としては、まずは先に述べたような『大きなモノ』をどこに置くか。後から模様替えするのが難しいような家具は、長く使うことを想像して配置を決めましょう。そして、電源やケーブル配線の都合で、予めある程度置く位置に制約がかかる物もあります。TVボードや洗濯機、冷蔵庫などがその部類になりそうです。
収納スペースが大事!
意外に意識し忘れがちなのが『収納』について。
どこにどの程度の収納スペースがあるかを把握しておくことが、いかに部屋をすっきり綺麗に保つかのキーポイントになります。
ウォークインクローゼットがあるような場合は、何着位の服を収納できそうか、確認するようにしましょう。
普段過ごすスペース、考え事や作業をするスペース、荷物を置くスペース、それぞれの位置を決めていくと、だんだん生活の動線が見えてきます。不具合がないか、非効率な配置になっていないか、ここでもう一度想像してみましょう。清掃がしやすいように、細かい隙間を作らないようにする配慮もできるとなおGood!
もちろん最後は、そこに住むあなた自身が住みやすい動線を考えてレイアウトを組みましょう。実際に住んでみて、”やっぱりこうしたい”なんて思いが生まれることもあるでしょう。その場合には、柔軟にレイアウトを変更できるよう、ゆとりのスペースをある程度残して置くようにすると良いですね。