インテリア上級者への一歩♪フォーカルポイント(視線を集めるポイント)を作ってみよう!
フォーカルポイントは焦点という意味ですが、建築やインテリアの世界では
「ある空間に入った時に最初に視線が集中する場所」
という意味で使われています。
簡単に言うと、パッと見た瞬間、思わず視線がいく場所、それがフォーカルポイントです。
インテリアをより印象的に。
和室なら床の間に目が行きますよね。
海外のインテリアでよく見かける大きな暖炉にも目が行くと思います。これもフォーカルポイントです。
洋風のリビングなら、ドアをあけたときに正面に見える壁もそう。
そのポイントに素敵な絵や写真をかけたり、家具を置いてお花や飾りを置いたりすると、
インテリアがぐっと印象的になります。
視線を集めて、部屋を広く見せる。
フォーカルポイントを作る時の注意点は、ポイントを曖昧にしないことです。
壁に小さな絵をいくつもかけるよりも、大きな絵を一つかける。
写真をたくさん飾るのではなく、大きな写真を1枚飾る。
写真の場合は、大きな額に複数枚の写真をレイアウトしても良いでしょう。
それ以外の部分の装飾は最小限にすることで、人の目をそこに集中させることができます。
そうすると部屋がぐっと広く見えてきますよ。
お客様になったつもりで視線の動きを確認し、フォーカルポイントをつくろう。
まずは玄関から。お客様になったつもりで見て、フォーカルポイントを作ってみましょう。
入ってきた人の視線をどこに集めるかを決め、そこを飾るようにしましょう。
それと同時に見せたくないものをが見えていたら、それを取り除いてみてください。
玄関が終わったらリビングへ。
さらにはトイレや廊下にもフォーカルポイントを作ることで、
より素敵な空間、そして広い空間を演出することができますよ。
お花や絵画でなくとも、観葉植物でももちろんOKです。
初めは難しいかもしれませんが、
感覚がつかめたら、きっとインテリアを考えるのがもっと楽しくなると思います。
是非トライしてみて下さいね。