◇狭い部屋を広く見せたい!シリーズ◇カラーの選択でこんなに違う!?
インテリアテイストが決まったら、次はカラーの選択です。これも、テイストを決めるときにたくさん見たインテリアスペースがヒントになると思います。実際にどういった家具を選ぶかというお話の前に、カラーによって変わる部屋の広さの印象についてご紹介します。(テイストの選択前に持っていたほうがよい知識かもしれません!)
・暗い色と明るい色、どちらが広く見える?
我が家の大きな課題は、狭い空間をいかに広く見せるかということでした。その時に大切なことが、カラーの選び方でした。まずは写真を見てみましょう。
1.落ち着いた、暗い色を基調としたインテリア写真
シックでおしゃれな印象ですが、広々とした印象はあまり受けません。
2.白を基調とした明るい色を使ったインテリア写真
先ほどの写真より、広々とした印象を受けると思いませんか?
どうやら、白に近い明るい色ほど空間が膨らんで見えて、黒に近い暗い色ほど、空間がシャープに見るようです。服でも白っぽい服は太って見えやすく、黒っぽい服は痩せて見えるといわれるのと、同じ理由だと思います。
そうは言いつつ私自身、モデルルームでみたインテリアの中では、モダンの中でもダークブラウンを基調とした落ち着いた空間もとても素敵で憧れました。しかしマンションにしても戸建てにしても、モデルルームやモデルハウスは、一般的に購入される平米数より大きい平米数の部屋で紹介されていることが多いです。そのため、実際に我が家で再現するとどうしても狭い印象になってしまうと感じました。憧れだけではなく、そのあたりは冷静に判断する必要がありますね。
・広い空間には明るいカラーが◎
上記の印象を考慮し、我が家ではシンプルモダンの中でも白や明るいカラーを中心とした家具をチョイスすることになりました。(前にも書いたように、好きなインテリアテイストでも一番気になっていたのは白基調のテイストでした!) また、温かい印象を与えるために選んだ木の素材を使った家具に関しては濃い茶色を選択し、落ち着いた印象をプラスすることができました。
・カラーオプション選択にも活かそう!
ちなみにマンション等のカラーオプション選択(扉や床の色など)が可能な場合にも同じだと思います。我が家でもダークブラウン、キャメルブラウン、ホワイトベージュのうち、ホワイトベージュを選択しました。同じマンションの同じ間取りの違うカラーのお宅を拝見したことがありますが、ホワイトベージュのほうが広いイメージを受けましたよ。参考にしてみて下さいね。
※余談ですが、マンション販売会社に聞いたところ、一番人気はキャメルブラウンだったそうです。笑