階段はどこにあるのがいい!?リビングイン階段のメリットとデメリット!!①
家づくりを考える中で階段をどこにもってくるか悩むところだと思います。
昔は廊下の先にある階段が主流でしたが、ここ十数年前からリビングの中に階段をもってくる人が増えてきているようです。
実際、私もモデルハウスをいくつか見ましたが、リビングイン階段の家がほとんどでした。
リビングイン階段を採用すると家がおしゃれに見えます。しかし、階段の位置を決めるのは家づくりの中でもとても重要です。
しっかり理解して後悔のない家づくりをするために今回はリビングイン階段のメリットとデメリットについてお話ししたいと思います。
リビングイン階段とは
階段をリビングに取り付ける間取りのことで、2階へ行くためには、必ずリビングを通らなければいけないようになっている階段のことです。
会社によってはリビング階段と言うところもあります。
リビングイン階段のメリット
・家族の顔を見る機会が増える
きっと一番のメリットは家族とコミュニケーションが取れるという所ではないでしょうか。
先ほどもお話ししたように2階に行くためにはリビングを通らなければいけません。
必然的に家族の顔を見る機会が増えます。
お子さんの小さな変化にも気付くことができるのではないでしょうか。
いつ帰ってきたか分からないなんてことはよっぽどのことがない限りないと思います。また、出て行くことに関しても同じことが言えます。
もちろん、リビングイン階段があるだけで、努力なしに家族とコミュニケーションが絶対に取れるというわけではありません。
リビングイン階段でなくてもコミュニケーションがしっかり取れている家族もたくさんいます。しかし、顔を合わせる機会が強制的に増えることによって、些細な家族の様子も分かるようになるのではないでしょうか。
家族の空気をより近く感じられるのは確かだと思います。
・視覚的に部屋が広く見える
壁の外にある階段をリビングにもってくると、使えるリビングの広さは変わらないのに壁がないことにより、開放感が生まれ、部屋が広く見えます。
また、階段自体も奥が見えるようなものにすればさらに広く感じます。
空間の中の階段がおしゃれを演出してくれます。
・上下階のコミュニケーションが取りやすくなる
階段が上下階の繋がりを作ってくれるので、上下階のコミュニケーションがとても取りやすくなります。2階の部屋にいる子どもを呼びたい時もリビングから呼べば声が届きます。逆も同じことが言えますね。
次回はデメリットについてお話しします。