シングルベッドのインテリアを考えるときのコツ
シングルベッドがあれば快適に眠れますが、場所を取ってしまうのが難点です。
狭い部屋でもインテリアとして上手にレイアウトするためのコツや、ライフスタイルに合ったフレームの選び方を紹介します。
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シングルベッドをレイアウトするときのスペース
シングルベッドをレイアウトする時は周囲と干渉しないようにスペースを空けます。例えばクローゼットがあれば扉が動く範囲に加えて、扉が開いた状態でも行き来できるスペースが必要です。特に手前に大きく開くタイプはベッドと1m近く離すのが望ましいでしょう。ドアも同様です。
壁際にレイアウトするなら、ぴったりつけるよりも10㎝程度離せば布団が安定してずれにくくなります。これらのコツを押さえるとシングルベッドで3畳、ダブルベッドで5畳くらいのスペースがあれば収めやすくなるでしょう。部屋が狭い場合、他のインテリアは収納力があって機能の豊富なサイドテーブルがあると便利です。
フレーム別シングルベッドの種類
シングルベッドはフレームによって機能性や寝心地が異なります。例えば床からの高さや収納の有無などです。それぞれのメリットとデメリットを理解して、最適なものを選びましょう。
■フロアベッド
マットレスを床板の上に置いて、その周りをフレームで囲むタイプです。使われている素材が少なく造りが簡単で、他のタイプよりも安価で購入できます。開放感があり、万が一落ちてもケガをしづらい点もメリットです。逆にホコリを被りやすく、床板によっては湿気がこもります。同じフロア型でもローベッドならフレームと底面が一体化して高さもあり、これらのデメリットを解消できると共に重厚感も出せます。
■収納ベッド
フレームの底が引き出し式の収納スペースになっており、ボックスタイプは両側から引き出すことも可能です。タンス並みに引き出しのあるチェストタイプの収納ベッドもあります。他にインテリアを置きたくない時にぴったりです。ただし寝る位置が床よりも高くなり値が張るところが難点です。
■ロフトベッド
フレームの下が大きな空間になっており、机などの家具を置けて省スペース化できます。ベッドに上る時は階段かはしごが必要です。天井が近くなるので人によっては圧迫感があるでしょう。
テイストで選ぶシングルベッド
シングルベッドは機能面だけでなく、テイストも重視したいところです。北欧テイストを目指すなら木のぬくもりを感じられるナチュラルなフレームを選びましょう。ファブリック感のあるピローケースと組み合わせれば、より北欧らしさが強調されます。
アジアンテイストならラタンやバンブーなど植物の素材感と、濃い目のサイケデリックなデザインで雰囲気を出せます。フレームの重厚感と仕上げにこだわればラグジュアリーテイストです。
まとめ
インテリアの一つとしてシングルベッドを配置する時は、邪魔にならないようにスペースを十分に取るのが基本です。収納機能があるフレームならスペースを節約できて、床に近いフレームであれば開放感を出せます。さらに色使いや素材感によって好みのテイストにコーディネートできるでしょう。