いらなくなったベッドの処分方法について悩んでいる方へ、こちらの記事では主な処分方法とそれぞれのメリット、デメリットをご紹介します。

ベッドの処分を粗大ゴミとして行政へ

ベッドの処分で真っ先に思い浮かべる人が多いのが、粗大ゴミとして行政を通じて処分する方法ではないでしょうか。

市町村ごとに細かなルールは異なりますが、ほとんどのタイプのベッドをお手頃価格で処分できるメリットがあります。値段は種類や大きさ、部位ごとに分けられており、各自治体が定めたルールに従って分別しなければなりません。

分解して指定された回収日に出せば無料で引き取ってもらえる地域もありますし、有料の場合も、1,000円～2,000円前後の価格でベッド本体をまるごと処分できる地域がほとんどです。

デメリットに挙げられるのは、自分自身で家の外や処理場まで搬出する必要があるということです。行政に回収を依頼することも可能ですが、回収してくれるのは家の外に搬出されたもののみ。どの処分方法にしろ、最低限家の外まで搬出する必要があることに変わりはありません。

また、回収日を自由に指定できない点も覚えておいたほうが良いでしょう。一般的な粗大ゴミの日にベッドを分解して出す場合は、月に2回程度の粗大ゴミの日に出す必要があります。分解せず行政に処分を直接依頼しても、回収までに1週間前後かかるため、「明日来てください」とは言えないのです。

ベッドの処分を回収業者に依頼

回収日は指定できなければ困るという方や、何十キロもある重さのベッドを家の外に出すのは難しいという方は、民間の回収業者を活用する手もあります。

回収業者は部屋の中まで引き取りに来てくれる場合が多く、引越しシーズンなどの繁忙期でなければ回収日の希望も聞いてもらいやすいのがメリットです。仕事で忙しい方や一人暮らしの方も自身の都合に合わせて任せることができるため、楽にベッドを処分できます。

デメリットとしては、やはり行政に依頼するよりも料金が高額となりやすいことです。料金形態が複雑なところも多く、ベッドが置かれた部屋の階数や間取り（搬出のしやすさ）やベッドのサイズ、材質（リサイクルの可否）などで大きくことなるケースもあります。 

数千円の業者もあれば数万円の業者もあり、相場があってないようなものなので、自身で評判が良く安い業者を探さなくてはなりません。

不要なベッドを処分したいなら売る方法もある

・リサイクルショップ

・家具買取専門店

もっと安く処分したい、できれば回収日の都合もつけたいという方は、ベッドの状態が良いのであれば売ることも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

町のリサイクルショップの他、家具買取専門店など業者相手であれば、安心して売ることができます。

リサイクルショップは多少の汚れや傷は許容される可能性が高く、ベッドの他に家電や子どものおもちゃなど、あらゆるものを一緒に売れます。その分買取価格が安くなりがちですが、仮に買値がつかなくとも無料で引き取ってくれることもあり、お徳に処分するには最適な業者です。

家具買取専門店は家具のみを取り扱っているため、それ以外のものも一緒に引き取ってもらうことは難しいでしょう。また、状態を重視する業者も多いため、汚れや傷の有無で買取不可となる可能性も高いです。 
ただし、買取可能となった場合はリサイクルショップよりも高額で買い取ってもらえるところが多いので、ベッドの状態が非常に良い場合は積極的に査定を検討したい業者です。

このように、どの処分方法にもメリットデメリットはあります。自分自身にとってどの方法がもっともお得で手軽に済ませられるか、じっくり考えてみてください。

こちらのページも不要家具の処分に役立ちます。⇒どうする？不要家具！